羅針盤のあらすじと感想1

壊れた恋の羅針盤が楽しすぎて、あの日々が幸せすぎて、ちょっとロス気味………。
ご飯作りながら、羅針盤の曲が頭からはなれません。
でも、細かく思い出せる頭も、綺麗に纏めあげる文才もないから。
ここからはただのあらすじと感想です(笑)

セットはアンリが泊まる部屋一室のみ。
帝劇で慣れていたせいか最初はどうなるの？と言った感じでしたけど、全く違和感も不満も感じませんでした。
マツ演じるホテルのボーイ、エドガーから始まり、あれ⁉マツの役ってそんな名前だっけ。と思ったのを覚えています。
ルベールとアンリが高級ニースのホテル。しかもスイートにやって来るところから、ストーリーは始まりました。
高級ホテルのスイートに興味津々、興奮気味で浮かれるルベールに対して、アンリは常に後ろ向きの困り顔。
全身でコミカルな動きのルベール。
もう既に軽いノリが愛されキャラを作り上げてます(笑)
そして漸く語られるここまでの経緯。
アンリが一目惚れをして、相手の車のナンバーを覚えたはいいがどうしようもなく、心ここにあらずなときに、ルベールがそのことを聞き出した。
ルベールに言われるがままアンリはホテルに部屋を取ったが、研究室をリストラにもあい貯金も全部スッカラカン。現在進行形でアンリはずっと困り顔。
君に相談なんてするんじゃなかった。と常に後ろ向きなアンリをこれは恋の羅針盤だ❗
自分に任せておけば大丈夫だとのたまうルベールが、すでに不誠実感満載なのが面白いです。

そして、そこにルベールが呼んだ心強い協力者のシャルルが登場。
また雄大ｻﾝの醸し出す雰囲気が、うまく知的で有名人ってオーラを出してるんですよね。

若き有名な劇作家に、最初は浮かれたアンリがお嬢様に会う計画を聞いた途端、君たちは耳から汁が出てるのか⁉と痛烈批判。
同じ姓だからって、泊まっているホテルの御曹司に化けてディナーに誘うなんて。
そんな嘘で全てがうまくいく筈がないと計画に激しく後ろ向きなアンリを二人は半ば強制的に計画に乗せていきます。

ボーイのエドガーも既に仲間に引き入れて、準備万端でスタートしたかに思えますが、約束は取り付けたものの、憧れのお嬢様が訪ねてきたのに、化けた御曹司一家をよく知る変なソムリエが出てきたり、新聞記者に疑われたり、化けた御曹司の姉が訪ねてきたりして、計画はぐっちゃぐちゃ。

このあたりは、もうマツとすり～ゆ～の【間】が顕著に現れてて流石でした❤
そして、マツはマツでした✨✨
マツにしか、あの役は出来ないわー(*￣∇￣*)

度々笑の神を味方に付けて、黒のビニールテープの髭がピラピラしてたり(千秋楽ではとうとう落ちて大爆笑)三つ編みがうまい具合に顔の前に張り付いたり、効果音でピタリと止まるところを大きくよろめいたり、女装はゴツいのに凄い女性を意識した仕草を連発して笑いを取ったり。

それと、新聞記者が突然訪ねてくるシーンで、アンリは上タキシード、下デニムで迎えるはずなのに。
13日夜公演から、突然のパンツ(笑)

小道具とはいえ、福ちゃんが大変な姿に❗❗❗
しかも、初日から最下手からだと舞台上の着替えでパンツ見えちゃってるよ的な話を友達と聞き「福ちゃんなら気にしなさそうだよね」と話してたその回から、まさかの舞台上パンツ。
更に、もう少し気にしたら………ってくらいに座って普通に開脚………。
だってさ………やっぱり目線行くじゃん………
センターの上手側D列ってさ、目線がモロでさ………

ぎりぎりな内股拝見しました。
すみません(*ﾉωﾉ)きゃー❤

さ。
話は戻して。

更には、お嬢様の父親が部屋に押しかけ、お嬢様を無理矢理連れていってしまう。
これがまた、石丸さんの迫力が凄くて、脇を固める方の力もヒシヒシ感じます。

計画も破綻し、仲間の行動に不信感を持つアンリ。しかし、お嬢様が再び部屋へ。
喜ぶアンリに、しかし信じられない事実が告げられる。
実は、お嬢様はアンリが一目惚れしたタイミングで、同様にアンリに一目惚れをしていた。
しかし、貴方はあの人ではない。だから、想いには応えられないと告げられ、慌てて真実を告げようとする。
だが。
お嬢様は嘘がこの世で一番嫌いだった。

真実を告げたら、そこで終わってしまう。
結局、真実は告げられずお嬢様は部屋を去る。

このあたりはまた、二転三転を繰り返すのにテンポが良いので面白いんですよね🎵
3人でどうする⁉どうする⁉と慌てたりするところもタイミングがバッチリで流石です✨

寧ろ計画が無ければ成就していたかもしれない恋にアンリは計画を立てたルベールを責めるが、ルベールは羅針盤のせいにして悪びれない。
怒ったアンリは羅針盤を壊し、計画に乗ったことを後悔する。

ここで、この舞台の曲が演劇中に流れ、それぞれが生声で歌います。
綺麗な旋律で印象的な曲❤これもまた彼らのオリジナル曲になりましたね(*^^*)
中心はやはりアンリなので、サビは全部アンリが歌うので、福ちゃん大役でした❤❤

ここまで読むとあんまりコメディ色感じずらいかもって思いますが、本当に細かい笑いが沢山入っていて、しかも福ちゃんの顔で笑いを取るやり方だったり、コッシーがやり過ぎくらいのアクションで笑いをとったり、雄大ｻﾝが満面の笑顔と台詞の言い回しで客席を魅了したり、マツはマツらしくあったり。
本当にふぉ～ゆ～とニッキさんの師弟合体凄い✨と感じました❤
後半も書きたいけど、まだまだ長くなるから、また明日～(。>д<)

あー……文才だれかください………。